チック症、トゥレット症候群についての理解を深めるために

はじめまして。普段はネット上では「sasashin0510」だとか「sasashin_875ex」といった名前で活動しています、真といいます。

私は現在14歳で中学三年生です。チック症、トゥレット症候群という病気の患者です。

このブログではもしかしたらこの一記事しか書かないかも知れませんし、何かあれば随時更新していくかも知れませんが、タイトルにもあるように、チック症、トゥレット症候群についての話をしていきたいと思っています。

 

私自身、知識が浅い部分もあるかも知れないので誤った記述をしたりしてしまうかも知れませんが、どうか最後までお読みいただければと思います。

 

  • チック症とは
  • 私の症状
  • トゥレット症候群とは
  • 治療法はあるのか?
  • 皆さんに知ってほしいこと、気をつけてほしいこと
  • あとがき

 

 

 

チック症とは

チック症とは何か、というお話をさせていただきたいと思います。

私自身医学関係は全く詳しくないのですが、脳の何かしらの異常による病気と捉えています。(この解釈が間違っている可能性もあります...)

実際現在でも詳しい原因等は解明されていないようで、一概にこれが、ということは言えませんが脳の問題ということはなんとなく確かなようです。

 

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服用している薬と副作用についてのお話。

こんにちは。真です。

以前なにかの記事で書いたような気がするのですが、すっかり書くのを忘れていました。

私が服用し始めた薬について書きたいと思います。

 

病院でいろいろと診てもらって、飲むことになったのは「エビリファイ」という薬です。

 

精神系の症状に効く薬のようです。

 

はじめの一ヶ月は1.5mgの服用ということで、ひとまず3mgの錠剤を半分に割ったものを一日一回飲み続けていました。

結果、効果は殆なく言い切れませんが少しだけ症状が悪化しているような気もしたので、二ヶ月目からは少し量を増やしてもらうようにしました。

 

そして二ヶ月目は、2mgの服用ということで、1mgの錠剤を2つ、一日一回飲むことになりました。

現在、その状態でしばらく続けている状態ですが、あまり良くなったと感じることがありません…

 

即効性のある薬というわけでも無いので急に良くなるというような考え方は良くないのですが、それにしてもあまり効いていないように感じています。

 

 

さて、とりあえず薬のメインとなる作用に関してはこんな感じなのですが、少し気になっているのは副作用です。

 

エビリファイという薬にはいくつか副作用があるようですが、(もちろん人によって異なりますが)

その中で少し気になっているのが「落ち着きがなくなる」というものです。

できる限り副作用などに関しては気にしないようにしていたのであまり調べてもいなかったのですが、

これに少し当てはまっているようです。

 

最近、どうもじっとしているときに少しムズムズしたり、人が周りに多いところで少し動きが多くなったりチック症状もこころなしか少し悪化するように感じていました。

 

つい最近その副作用については知ったのですが、そういった普段の生活に関わってくる副作用や注意点があるようなので、よく考えてお医者さんと相談しながら量を調節したりしながら続けていきたいと思います。

 

 

相変わらず続いているチック症状ですが、普段の生活で辛く感じることもあります。ですが、やはり前向きに普通にしていたほうが楽しいのでポジティブに考えて頑張っていきたいと思います。

 

 

 

お読みいただきありがとうございます。

Twitterやコメントで共感や意見の交換などをいつでも受け付けております。

何かありましたらお気軽に連絡してください(^O^)

 

Twitter: @sasashin_875ex

新しいマウスピースで頑張ります。【チック症軽減のために】

こんにちは。真です。

 

前回の記事にて、チック症の症状を軽減するためにマウスピースを使用している、とご紹介いたしました。

sasashin875ex.hatenablog.com

 

この記事で紹介した歯ぎしりガードをずっと使っていたのですが、少し装着感に違和感があって、なんだか微妙に感じていたので新しく別の形のマウスピースを使用することにしてみました。

 

今回新しく購入したのがこちらです。

 

 

NOC RENOさんの、デンタルマウスピースというものです。(今回はブルーを購入しました。)

 

※こちらの商品は歯並びを良くするための「歯列矯正器具」です。

このブログで紹介するのは目的外の使用方法となります。ご了承下さい。

 

さて、今まで使用していたのが

 

 

こちらですが、

これは歯ぎしりをガードするためのもので、奥歯をガードするようにしか作られていません。

そのため、ある程度なら話すこともでき、出そうと思えば音声チックも出てしまうわけです。

もちろん、ないよりは大きく効果はあります。

 

 

さて、それでは今回新しく買ったマウスピースを写真とともに紹介したいと思います。

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じゃーん。

シンプルでなんだかキレイなパッケージですね。

 

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開けてみました。

中には

・マウスピース本体

・専用ケース

・日本語説明書

が入っていました。

 

説明書をよく見ると、「18歳以下の方のご使用はお避け下さい。」とのこと。

今回は仕方ないんだ!許してください!m(_ _)m

 

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そして、これが本体になりますね。素材は柔らかいプラスチックって感じです。

TPU素材みたいな。

 

もう一度言っておきますが、

※こちらの商品は歯並びを良くするための「歯列矯正器具」です。

このブログで紹介するのは目的外の使用方法となります。ご了承下さい。

 

さて、実際に説明書の説明通りの向きで付けてみました。

 

(し、喋れない...!!!)

 

なんともびっくり、普通になんにも言葉を発する事ができません。(笑)

そして、かなり大きい本体なのでだいぶ口周りは大きく広がってしまいます。人前でつける前提の商品ではないでしょうからね...仕方ない

 

ですが、やはり予想通り、なんにも話せないほどガッチリと固定できるので、チック症状は殆ど出ません。

特に発声は全く無いです。というかできないです。(笑)

このまましっかりと噛んで集中できればその他の症状もほぼ出なくなると思います。

 

最初から長時間つけるのはあまり良くないようなので、少しずつ慣らしていきたいと思います。

 

あ、あとハンパないほどよだれが出ます。これだけは本当に注意です。

外すときは水道などで外すのが良さそうです。

そして、咳をしてもよだれが出てきてしまうので要注意といったところです。

 

 

さて、今回はチック症状の軽減のために新たに買ったマウスピースをご紹介いたしました。

チック症・トゥレット症候群は、これと言って確実な治療法があるわけでもなく、かといって何も病状の軽減に繋がらないわけではないです。

私のようにマウスピースをつけることで一時的に症状を落ち着けたりと、様々な工夫ができます。チック症患者の方、またその周りの方は色々と考えながらとにかく症状を少しずつでも落ち着けていけるといいと思います。

 

Twitterでの感想、共感などなどお待ちしております。お気軽にどうぞよろしくお願いいたします。

Twitter: @sasashin_875ex

 

p.s.

そういえば電車内などで周りから配慮を受けられる「ヘルプマーク」なんて言うのがありますが、あれって大人数の前でも症状が出ることのあるトゥレット症候群の患者でも使えるんですかね?特に手続きもなしに配布場所で受け取れるそうですが...

(使うとしても優先席に人をどけてまで座るつもりはありませんが。)

チック症状 軽減のためのマウスピース!

こんにちは。前回、初めてこちらでブログ記事を書かせていただいたときは4月でした。

あれから、記事へのコメントやTwitterで話しかけてくれる人、知らなかったけど記事を読んでわかったよ!といってくれる人、様々な人が現れました。

同じ病気で悩んでいる人はもちろん、たくさんの人にご覧いただき感想などを頂いて嬉しいばかりです。

もうすぐ前回の記事は300PVくらい行くようですね。本当にありがたい限りです。

 

 

さて、私シンのその後のことについて話したいと思います。

 

以前の記事を書く前から実はチックなどを専門とする病院に通院していたのですが、3月頃からしばらく行けずにいました。

ですが最近、再び病院に行って、薬を処方していただきまして...飲み始めています。

 

その薬のことに関しては、ある程度飲み始めてから日数が経ったらまた記事にしたいな、と思っているので気長にお待ち下さい。

 

  

 

 

さて、今回の本題についてです。

タイトルにもある通り、チック症状軽減のためのマウスピースを紹介させていただきたいと思います。

 

以前、トゥレット症候群の患者さんの動画を観たときに、(調べれば出てくると思いますが...)口の形に合わせたスプリント治療用のマウスピースのようなものをはめて、劇的にチック症状が普段より軽くなっているのを見たのを覚えていて、去年の1月ごろから私も始めた方法になります。

 

ですが、流石にスプリント治療用のような型取りをしたマウスピースともなると、だいぶ値が張ってしまいます。

そこで、お試しに、とAmazonにて口に入れられるマウスピースを探してみました。

 

 

 

 

これが、購入したマウスピースです。

購入当時は900円くらいだったと思うのですが...ブログを書いている今現在は2000円ほどしてしまいますね...

ですが、2個セットなので結構お得かもです♪

 

 

さて、話を戻したいと思います。

1月頃からこれを主に学校で使い始めました。

クラスメイトや先生にはトゥレット症候群のことについて説明をし、授業中などもこのマウスピースをつけて参加する、という形にしました。

結果、効果はどうかと言うとないよりマシという感じでした。

 

口の中に常に物が入っているのでそちらに意識が集中するからなのか、ある程度はいつもより音声チックなどの症状は抑えられました。

ですが、ある程度なので全く出なくなるということはないです。

 

そんなこんなで結構使っていたのですが、今年度になってから学校のクラス替えが行われました。

クラス替えしてしまうと、せっかく病気のことを話した前のクラスメートと別れて私の症状を知らない人も数多くいるため、4月からだいぶ居づらい感じです。

そして、このマウスピースも使えていません。

未だにクラスに向けて話をしていなくて、でも最近症状がかなり悪化してしまっているので、一度家でマウスピースをためそう、と思ったのがついさっきです。(笑)

 

勉強中に試しにマウスピースをつけてみると、なんとびっくり!

人が変わったかのように、普段よりもかなり症状が収まりました。

というか、ほぼ完全に音声チックの症状が出なくなった気がします。

最近は全然使っていなかったのですが、久しぶりに使って口の中でおとなしく装着していると、だいぶ気持ちも落ち着いて症状が出にくくなることがわかりました。

 

思い返せば、以前使っていたときには口の中にあるのが気になって噛んで変形させてしまったりもしていたのに対し、今回使ったときには特に気にせず安定してつけていたので以前より効果がよく出たのかと思います。

 

もちろん医学的にこの方法が良いとされているかは分かりませんが、手軽にできる方法としてはいいものだと思います。

実際、勉強中に音声チックで叫んだり鼻鳴らしをすることがなくなったのでかなり効率が上がりました!(笑)

 

 

色んなマウスピースがAmazonなどでは見られますが、基本的には睡眠時用の歯ぎしりガードなどの用途のもので大丈夫かと思います。

自分の場合は一種類しか使っていないのですが、それ以外にも使えそうなものをいくつか貼っておきますね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしもチック症状でお困りの方がいらっしゃいましたら、お試しでも一度使ってみると何かしら効果が現れるかもしれません。

また、Twitter等でもお話を受け付けております。

困ったことや質問、共感してほしいことなど有りましたらお気軽に話しかけてください!

Twitter: @sasashin_875ex

 

相変わらず読みづらい文章だったかと思いますが、最後までお読みいただきありがとうございます。

それではまた。